2010年02月02日

模写!

30年ほど前にルーブル美術館に自分の絵を持ち込んで飾っていた画家がいたそうだ。
2日後にばれてしまいその絵は取り外されたらしいが
飾られていた2日間にその絵を見た観客たちは「ルーブルに飾られるほどの絵」と感嘆しながら眺めたんだろうか?
なんか変?と思いながら眺めたのだろうか?

いずれにせよばれてしまったという事はやはり何か違和感があったのだろう。

また、ダビンチの模写が偽ものとわかっていて1億4000万円もの値がついたそうだ。
本物でないとわかった上でこの値がつくということは大変な模写なのだろう。

私は「3番街のおひなさま」の担当でもあるのだが
ずーっと引っかかっている事がある。
それはメイン会場に作るひな飾りは「綾の雛山」を参考にしているのだ。
早く言えば「真似」である。

綾に行き、了解の下で作り方を教わった。
綾は昔からの伝統ひな飾りだけど、同じようなものは都城にはない。
都城で作っても意味がないのではないかという意見もあった。

昨年は報道関係にも大勢取材に来てもらった。
本家、綾の雛山と時期も同じだったので非常に心苦しかったが取材に喜んだ。

「綾まで見に行けない人が喜んでくださった。」
「ここのを見て、本家の綾に見に行く人が増えるといいと思った。」
と言い訳もした。

今の私達にオリジナルなアイディァは無理かもしれない。
けど、模写から始まっても何かそこに「3番街らしさ」を出せたらいいなぁ、と常に考えている。

今年も綾の雛山もはじまる。
敬意を表して必ず見に行きたいと思っている私だ。

さぁ、ことしはどんな「3番街のおひな祭り」か完成するのか?
立派な竹が、手に入った。

2月になったから 模写!いよいよもって準備開始だ!!
オーッ(^0^)/



Posted by 都城中央通り3番街協同組合 at 08:09 | Comments(0)
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